情迷十月懐舊老街

このブログもそろそろ役目を終えるかなぁ・・・?


先週、ドッグレース場の写真を撮りに行った帰り、何やら夜市のようなものをやっている現場に出くわしたのでちょっと覗いてみた。
「あれ、ここにこんな夜市あったっけ?」

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この通りは『十月初五街』といって、マカオでも古い町並みが残る一角。でも以前はこんな夜市は無かった。
調べてみたら、今月いっぱい限定のイベントで、毎週末金曜~日曜の午後7時から10時までだそうだ。道理で夜市にしては取ってつけたような屋台しか出ていない。日本でもそうだけど、プロの的屋が来る祭りと、的屋を締め出し住宅街の町内会で模擬店を運営している祭りや縁日とではその雰囲気が全然違うんだよね。ここの夜市も香港の女人街なんかに比べたら『本気度』が感じられないんだよ。
以前はこの辺りは職業女性が常駐している宿が多かったのだが、その殆ど(多分全部?)が職業女性を締め出し、現在は健全な宿として営業している。このようなイベントの為に女性を締め出したのか、女性を締め出したからイベントを開催したのかは不明だけど(多分後者)、何だかわざとらしい芝居を見ているみたいでちょっと寂しかった。ニセモノは所詮ニセモノでしかない。
例えば、以前香港に『上環大笪地』(シャンワンダイダッティ)というやはりナイトマーケットみたいなのがあったんだけど、その復刻版みたいなのを2000年頃作ったんだよね。ところが地元の古老なんかがやって来て、昔よく食べたアサリの炒めもを食べて、
「昔のはこんな味じゃなかったよ・・・」
と寂しそうに呟いたなんて話もあった。どこの国でもそうだと思うけど、お上が主導して作ったイベントなんて所詮こんなもの。市場原理に照らし合わせると、需要に対して供給があって、そこで初めて競争が生まれる。だからいくら健全な夜市でも職業女性が犇めいていた怪しい賓館に比べると色あせて見えてしまうんだよね。まぁたこ焼きは美味しかったけどさ・・・

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そんな中で唯一輝いていたのが、地元の有志(?)によって演じられたパフォーマンス。

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かつての古き良き時代のマカオを再現するもののようだが、女性はチャイナドレス、男性はシャツにズボン、サスペンダーと帽子という時代を反映したファッションでストリートアクションを繰り広げる。ちょっと見ると上海の租界のようでもある。そう、これが港町マカオなんだよなぁ。かつては外国の船が出入りして、街行く人たちもこんな出で立ちだったんだろうなぁ・・・

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現在、特徴ある古い建物が次々と取り壊されているマカオ。数年後にはかつての面影のある町並みはその表情を一変させるだろう。でも、伝統文化はいつまでも残しておいて欲しい。そうすれば色あせたナイトマーケットもいつか本物以上に輝く時が絶対に来るから。その意味でも輝いていたパフォーマンスを見せてくれた地元有志には期待したい。

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温泉

Author:温泉
絶版香水の収集と香港・マカオ散策がライフワーク。


カメラはシグマSD1メリルを使ってます。

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