デッドストック情報

マックスファクターのファクターフォーメン・ヘアリキッド。
静岡駅南口から徒歩約8分、稲川交番近くの薬局さんで発見。ヘアリキッドのみですがまだレギュラーサイズのボトルが3~4本残ってました。
P_20171101_152545.jpg
昭和40年代の懐かしい香り、欲しい方はお早めに・・・
(バーコードシールが貼ってあったので、昭和の終わりから平成初期くらいまで生産してたのかもね。)



東京タイムスリップ

東京の江戸川区に東小松川という所がある。隣が松江。実は江戸川区は当初は松江区という名称になる予定だった。つまりこの松江という地域は江戸川区の中でも中心的な場所だったと言う事ができる。
しかし、以前は城東電車(後の都電)が走り、その後トロリーバスが走ったこの街も、地下鉄や国電(現JR)の駅から遠く、都電が廃止されてからは人の流れも変わり、衰退の一途を辿るばかりである。
ようやく都営地下鉄新宿線の船堀駅が開業したのが昭和50年代後半、すぐ西側を荒川放水路が流れ、都電廃止後船堀駅開業以前はバスしか交通の手段がない陸の孤島のような状態であった。
都電やトロリーバスが走っていた頃はそこそこの規模の商店街があったが、現在は大型スーパーがある以外は営業してる店よりしていない店の方が多い。
そんな街だからこそ残っていたのかも知れない。
P1020820.jpg
マックスファクターのファクターフォーメン。
CMには慶応大学創設者の福沢諭吉の孫福沢幸雄氏を起用、マックスファクターが出した最初の男性化粧品だと思う。
その後アバンテ、ロイヤルレジメント、そしてアールコロンなどが発売されたが、このファクターフォーメンはおそらく知名度はかなり低い、というか今となっては知っている人が殆どいないのではないかと思われる。
まさかこんなものが残っているとは思わなかった。
この松江の化粧品店には他にもアバンテのヘアトニックなんかもあったのだけど、残念ながらオーデコロンはこれだけしか無かった。
P1020708a.jpg
(画像はアバンテのオーデコロン)
もっとも、当時の需要度を考えれば、オーデコロンより整髪料の方が売れたのだろう。
だからこんなものも残っていた。
P1020723.jpg
ご存知、黒ばらのジャコーヘアトニック。
確かこれも常陸大宮の〆高で販売拒否されたんだよなぁ、つくづく嫌味な店だ。
現在もポマードのみ生産、販売されているが、このジャコーの独特の甘ったるい香りも嫌いじゃ無いんだよね。
これ、実はバーコードのシールが貼ってあるんで、もしかしたら平成初期まで作っていたのかなぁ・・・
まぁ、今となっては幻の香りなんだけど、香りが強いんでコロンの代用もできるかな?何と言ってもこの頃の商品は化学合成した香料が使われてないんで、着け過ぎなければ嗅覚にも優しいんだよね。今でも革製品にわざわざこのポマードを塗る人もいるとか。
昭和40年代のちょっとヤンチャなお兄さん達には懐かしい香りなんじゃないだろうか?



バーレイ エグゼクティブライム

存在は知っていたけど、現物をどうしても手に入れられなかったバーレイのライム。
オーデコロン以外は、今でも生産・販売されているんだけどね。
P1020829.jpg
これもオークションに出ていたので落札。
不思議なのは、以前オールドスパイスのフレッシュライムのアフターシェーブローションをオークションに出していた時に
「アフターシェーブは現在も売っているから要らないです。それより、コロンはありませんか?」
(当時既にオールドスパイスのフレッシュライムは絶版品だった)
みたいな質問だかクレームだか解らないメッセージをもらった事があったんだけど、どうもこの人みたいにオールドスパイスフレッシュライムとバーレイエグゼクティブライムが同じもの、或いは同じ香りだと思っている人が世間には一定数いるみたいだという事。
知ってる人ならそんな馬鹿な質問はしないんだけどねぇ・・・
実は、オールドスパイスフレッシュライムとこのバーレイエグゼクティブライムは全くと言っていい程の違った香りで、バーレイの方がより柑橘系を前面に出している感じ。一歩間違うとトイレの芳香剤みたいになっちゃうかも知れないけど、まぁ万人受けする香りですな。
対してオールドスパイスは柑橘系というよりクローブなんかのスパイス系の香りがが強く、これって柑橘系かなぁ?とちょっと疑問に思う香りであるが、オーデコロンとしては秀逸で好みは人それぞれでハッキリ分かれると思う。
因みに、バーレイエグゼクティブライムの香りを試したい方はヘアトニックやヘアリキッド、及びアフターシェーブローションなら通販で買えますよ。瓶は透明になっているけどね。




参考までに付け加えると、オールドスパイスにもフレッシュライムじゃなくて単なる『ライム』ってのがかつてあった。それはこのバーレイと同じような柑橘系の香りなんだけど(これに関してはヘアリキッドを所有しているので裏が取れてます)、おそらくバーレイが分離独立する時にいろいろあったんじゃないかと思う(こちらは推測です)。
072a.jpg


さて、今でもバーレイを扱ってるお店はいくつかあるんだけど、その中のとあるお店に行った際にちょっと話を聞く事ができて、それによると今はオーデコロンを作っても売れないんだとかで、香料はあっても結局整髪料やローションしか作らないんだとか。国産の男性化粧品も同じ傾向にあるけど、香料があるんだったらオーデコロンも作って欲しいけどねぇ・・・
まぁそれは兎も角、この時代のすりガラス(正確にはウロコガラス?)っぽいボトルに入った整髪料とアフターシェーブローションは以前に横浜市内でデッドストックを買う事が出来たんだけど、やはり香水コレクター(?)としては国内で発売された実績があるならオーデコロンも所有しておきたいと思っていた。ラベルに『COLOGNE』と書いてあるものをね。
それをようやく見つけたのが茨城県の常陸大宮だったんだけど、以前にも書いた通り販売拒否。ダメならダメで仕方ない部分もあるんだけど、それなら店頭に置いておくなって事になるんじゃないかなぁ?こちらが納得できる理由があれば潔く諦める事もできるんだけど、訳分かんない理由でノラリクラリと逃げて・・・ 挙句お客に向かって『おたく』呼ばわりだからねぇw
何度も書くけどこのネット全盛の時代に、かつて存在したものを調べたらデータがちゃんと出てくるってのは、そのデータを公開している人がいて初めて可能になる訳で、人の記憶だけでその存在を裏付けようとすると『ファンタゴールデンアップル』みたいな事になるんじゃないかな?それでいいなら別にいいけどさぁ、せめて販売拒否をする店はそれくらいの事やったらどうなんかね?
例えば化粧品店や販売元がかつてあった商品をデータベース化して公開すれば、こんなブログでいちいち記事書く事もないんだけどそれすら無いのが現状でしょう。

まぁ、夏場になったら使ってみようと思う香りなんで、もう少し寝かせておきます。
P1020593.jpg
P1020594.jpg
最後に一言、常陸大宮にはもう用は無い。


ブラバスバスキー

どこを探してもヘアトニックかヘアリキッドしか見つからなかったブラバスのバスキー。
オーデコロンが欲しかったんだけど、4年前に大垣の駅前通りで店頭見本のものを手に入れたくらいで、あとは極希にオークションに出るくらいだったんだけど、なんと昨年12月に2本、今年1月に2本のデッドストックを入手できた。

P1020826.jpg

このうち2本は岐阜の薬局さんで入手。ここは比較的人通りの多い所だったんだけど、化粧品の看板が出てなかったんで前回訪れた時はノーマークだったんだよね。今回、近くにその日の宿泊予定のホテルがあったんで偶然寄ってみたら、という展開で、他にもカネボウのナインオクロックフレッシュコロンとスカイトレイルのオーデコロンを入手できました。(その話はまた今度)

でもって1月にちょっと確かめたい案件があって大阪まで出向いた際に帰りがけにダメ元で滋賀県某所に寄ってみたら、更に2本のデッドストックを発見。こっちはかなり古いもので、おそらく昭和50年代のものと思われるんだけど、香りは変わってなかったので購入。実はこちらのお店も駅からかなり離れた所にあるかつての街の中心部の商店街にあるお店なんだけど、聞いてみたらもう化粧品は商売にならないので力を入れてないんだとか。まぁだからこそ残っていたんだろうけどね。

実はこのブラバスバスキーのオーデコロンは、一番右のボトルのラベルみたいに一時期は花の絵柄がプリントされていた。スパイシーフローラルという事で通常のブラバスとの差別化を図っていたんだろうけど、残念ながら少数派であったためになかなかデッドストックが見つからない。
だけど通常のブラバスより香りの劣化が少ないので、この香りが好きな方は見つけたら買っておいた方がいいんじゃないかな。
見分け方なんだけど、1200円で通常のラベルのものと1200円で花の絵柄が入っているもの、それに価格が1400円になっているものがあって、それぞれ生産時期が前期、中期、後期になると思うので、特に1400円のものは劣化が少ないんじゃないかと思うので狙い目。だけど使ってみた感じでは香りは古い方が円くて持ちが良い様な気がする。気のせいかな?
なお、極希に店頭見本が見つかるけど、ボトルのキャップが通常品と違って黒く(画像中央)、内容量も180mlと1,5倍の量なので、あったら確保して損は無いと思う。キャップと中蓋は従来のものと互換性がある。



悪意の連続

先ずは最近ネットオークションで入手した商品。
P1020838.jpg
カネボウのジェイクのオーデコロンなんだけど、このジェイクってシリーズは現在、業務用のものが販売されているだけで個人客向けの商品は出ていない。業務用だから当然オーデコロンも無い。
んでもって実はこのコロンの存在は数年前に知ったんだけど、既にその時には商品は売っていなかった。
以前、和歌山の御坊という街に香水を探しに行った際に某化粧品店にこの店頭テスターがあったので、ヌーディーを2~3本買うからオマケで付けて欲しいとご主人に交渉して一度は承諾を得たのだが、支払いの時になって店の奥さんが出てきていきなりのダメ出し。
ジャンケンで言うところの『卑怯な後出し』状態だったんだけど、結局奥さんが折れてくれずに諦めざるを得なかった商品なんだよね。
でもって今回オークションに出てたんだけど、人気商品のヌーディーワイルドバニラと抱き合わせだったせいか落札価格は¥6,000を超えてしまった。ワイルドバニラは持ってるから必要ないんだけどさぁ・・・
さて落札後出品者に連絡をしたら送料はゆうパックの100サイズだという。しかし送金後に送られてきたものは60サイズ以下、おまけにアクシデントで中身が破損しかねない粗末な梱包で、出品者の住所から僅か徒歩2~3分のところにコンビニも郵便局もあるのにわざわざ集荷させて割引の適用も無し。当然評価なんかこちらからはしてません。悪い評価しか付けられないもんね。
発見から入手まで約4年、最後まで不愉快な入手経過であった。あー、ワイルドバニラの瓶カチ割ってやりたい!


まぁ、御坊なんてもう二度と行かないし、西宮市なんか思いっきり軽蔑してやるからいいけどね(笑)


ちなみに、香りはそれまでのカネボウ商品には無かったハーブ系の香りで、普段使いには悪くないと思う。コロンは小売し続けても良かったんじゃないかと思うけどね。


続いてはこちら。
P1020835.jpg
カネボウダンディマークⅢ。
これも以前記事に書いたダンディは持ってるけど、こちらは存在を知らなかった商品。やはりオークションで落札したんだけど、これも出品者がちょっとアレな人でさぁ・・・
数本の香水をひとやま幾ら的な出し方だったんだけど、兎に角画像が酷くて、ピンボケで何が写ってるのか判別しにくいことこの上なかった。しかも商品説明もろくに書かず、画像を見て判断してくれとさ・・・(だったらもう少しマシな画像上げてもいいんじゃないかなぁ?)
正直こういう出品者からは落札したくないんだけど、モノがモノだからねぇ、チャンスを逃したら二度と手に入らないだろうし、質問するにも時間が無くて、取り敢えずギャンブル的に入れてみた。思った程の入札が無くて予定より大分安く入手できたんだけど、なんで俺こんな割に合わない事やってるんだろう?と些か欝になった(笑)
一生懸命データを収集しようとしても、なんと言うかこういう足を引っ張られるような事態に遭遇するのは日常茶飯事。
まぁ常陸大宮の〆高みたいにお客に向かって「おたく」呼ばわりしたり、宇都宮の花園みたいに「欲しけりゃオークションで万単位のカネ出して買え!」みたいな大層な啖呵切った挙句に販売拒否されるよりはマシかな?
あ、ちなみにうちは『ハリウッド化粧品』の商品は記事書きませんからね。看板掲げておたく呼ばわりするような店を躾けできないんだから。(コロンがあったのは確認してるけどね)


しっかし、ネット全盛のこのご時世に過去の香水を検索しても情報が出てこないのが不便なんじゃないかなぁ?と思って始めたブログ、一度は更新をやめたんだけど情報は公開した方がいいかなと思って再開したのにこれだもんねぇ。なんかの切っ掛けでブチ切れたら、このブログの記事全部削除するだろうね、俺は(笑)


こっちの香りは未確認なんだけど、このダンディマークⅢってのはどうも昭和40年代にカネボウが広告のためにレースに出資してた時のマシンに関係があるらしい、というところまでは調べられました。
ダンディの整髪料は平成初期まで製造されてたんだけど、このマークⅢってのは、おそらく現在50歳以上で、しかもかなり限られた人しか知らないんじゃないかな?

P1020572.jpg



プロフィール

温泉

Author:温泉
絶版香水の収集と香港・マカオ散策がライフワーク。


カメラはシグマSD1メリルを使ってます。

カウンター
サイズを記憶するフォントサイズ変更ボタン
文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ユートラベルノート Myページ
台湾猫さんのMyノート
検索フォーム
RSS
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR